『グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』
©Navigator Film 2014
オーストリアに行く事になってから、偶然にもオーストリア芸術関連の映画や美術展公開時期と重なり、レビューを書かせていただいたり取材させて貰える不思議なご縁に若干鳥肌が立つ思い。
オーストリアには生きているうちに観なければならない美がたくさんあるようです。
"芸術の都"ウィーン
泣く子も黙るウィーンの美術史美術館。
ハプスブルグ家の遺産と呼ばれるコレクションをはじめ
宝という宝、資料という資料が収蔵・保存・展示される、偉大なる美術館。
大空間に荘厳な装飾が印象的な美術館内もオーストリアの歴史を感じるための重要な演出。

©Navigator Film 2014
とんでもない量の貴重な作品の数々を未来に繋ぐため、沢山のプロが日々関わっている様子を映画では観る事ができます。

このような膨大なコレクションを「持っている」だけでもそれはそれは重圧が尋常じゃないことなのに「いい状態に修復」して「それを維持して保存し続ける」わけですよ。
建造物、展示空間の維持、展示展覧会の企画、その他諸々。
「芸術にお金の話なんて野暮よ」なんていうのはそれこそ野暮というか...
これだけの規模の芸術の保護と維持を国家レベル世界レベルでどう考えるか。
これは
現実とロマンの調和のため、美術館の運営をシビアに考えるお金のチームと、理想を追求する芸術チームが


ヒリつくような緊張感が全編通して張り詰めて、仕事人最高。
愛があるから頑張れるお仕事だと思います。
ミーティングの様子も度々あって、リアルだわ...



ヒューマントラストシネマ有楽町にてトークイベントを開催!
日時:12月6日(火)18:40の回上映後
場所:ヒューマントラストシネマ有楽町
ゲスト:高橋明也(三菱一号館美術館長)×藤原えりみ(美術ジャーナリスト)
12/3(土)0:00よりオンライン予約、劇場窓口でも同日オープン時より予約が可能になります!
http://www.ttcg.jp/human_yurakucho/
私もトークイベントを聴きに行きます★
普通にすっごく楽しみ・・・・・・・。
ということで、冬のはじまりは芸術のバックヤードに想いを馳せてみるのも素敵かも♪
---------------------------
『グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』
オーストリアDiag
http://www.thegreatmuseum.jp/