ジョワ・ド・ヴィーブル賞シャンパーニュの真髄である「生きる喜びを分かち合う」ことにつながる活動をたたえる「ジョワ・ド・ヴィーヴル」賞の受賞式にお邪魔致しました。
今回で8回目を数えるこの賞、昨年は日本画家の千住博氏、作曲家の千住明氏、ヴァイオリン奏者の千住真理子さんの3人兄弟が受賞ということで話題になりました。
毎年、フランスと親交の深い、国境を越えて活躍される才能溢れる方が受賞される華やかな授賞式のようで、今回の授賞式がとても楽しみでした。
第8回の本年は映画監督の河瀬直美さんがジョワ・ド・ヴィーヴル賞を受賞し、会場は大変盛り上がっておりました。
河瀬監督は「萌の朱雀(1997)」でカンヌ映画祭カメラドール(新人賞)を最年少受賞し、彗星のように映画界に登場し、一気に注目されます。
フランス芸術文化勲章シュヴァリエを、日本人女性映画監督として初めて受章されるなど、まさに道を切り開くパイオニア!
2013年に同映画祭で日本人監督初の審査員となり、2015、2016年と映画祭審査委員長を務められました。
ジョワ・ド・ヴィーブル賞の副賞に、シャンパーニュ地方の旅が贈られ、シャンパーニュ地方の老舗メゾンや葡萄畑のスタディから得たインスピレーションや旅の感想をプロジェクターでの画像を伴いスピーチ。
最後の、河瀬監督のお母様のインタビュー映像には、思わず胸いっぱいに。
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表彰式の後は、乾杯そしてカクテルパーティー。
会場はアンダーズ東京(Andaz Tokyo)52Fのルーフトップスタジオ。
爽やかでフレッシュなテイストのシャンパーニュから、個性的で力強い珍しいシャンパーニュまで
テーマ別にブース分けされたシャンパーニュがズラリ。
こんなに沢山のシャンパーニュの銘柄が一同に会するなんて、滅多にない事。
期待に胸高鳴りますとも。
写真は、到着時に撮影したシャンパーニュ陳列模様。
そんなにお酒に詳しい事も無く、プロが選ぶその場の雰囲気に合ったシャンパーニュやワインを頂くことが圧倒的に多いのですが、 "シャンパーニュ地方で作られるスパークリングワインだけがシャンパーニュ" と伺って、知ってそうで知らない事実かも、と思い...(私のような人は少なくないハズ...)
今回、色々飲み比べて個性を感じながら、ソムリエの解説で更に特色などを知るというのが
好奇心も満たされ、味覚と視覚、嗅覚なども刺激され、とても楽しかったし更なる興味を抱いてしまいます。
歴史あるブドウ栽培兼醸造農家のこだわり、フランスシャンパーニュ地方の風土や地質を生かした製法、シャンパーニュを嗜むことの文化的役割などなど なるほど勉強してみたくなります。
シャンパーニュの【華やか・美味しい・楽しい】の その先を知る愛好家の多い理由もなんとなーーーく分かるような気が致します。
折角楽しむなら、勉強したいわよね。
今回、フードものびのび満喫、じっくりシャンパーニュの個性も楽しく学べて
こんなにパーティー堪能できた取材は久々♪
まさに、生きる喜び・明日への活力ですね~。
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