東京・大阪の二都市で、フランスから来日した現地観光局やホテル・航空会社担当者と、日本の旅行業およびメディア関係者との間の情報交換を目的とした、フランス観光ワークショップSakidori Franceが今年も開催されました。
こちらは丸ビルで行われたワークショップの様子。
去年も参加させて頂いたのですが、フランスと日本の観光関係者の盛んな情報交換及び交流の場として熱気のある催しという印象。
フランスから来日した出展者は、初出展となる3団体を含む22団体で、地方や都市の観光局、ホテル、航空会社、空港など多岐にわたりました。
今年もフランス全土から各有名観光地の情報が盛りだくさん!
来場したプレスや旅行関係の人たちも真剣!
4月のパリツアーでご一緒したお二人にも会えて、久しぶりに三人揃って会場内をまわります。
各地の観光情報や新設されたホテルなどなど、今いちばん新しいフランス旅行の情報ではないかしら。
最新情報はもちろん、具体的な商談や企画の検討など、リアルな話も飛び交う場なのであります。皆真剣。
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ワークショップ後は、主要メディア関係者と旅行会社幹部を招待した八芳園でのVIPパーティーは、ティエリー・ダナ駐日フランス大使ご臨席のもと華やかな雰囲気で開催されました。
東京のど真ん中に広大かつ華麗な日本庭園が広がる八芳園の庭の一角にある白鳳館。
新緑に和風建築が最高です。
会場は内装も素晴らしく、テンションが上がる。
パリ5区区長のフローランス・ベルトゥー氏のスピーチ。
背後の『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』は今回日本初来日!ということで超話題!
私自信も、まさかのホンモノ来日に信じられない気持ちだったのですが、このような至高の名画の来日からも日本への誠実な姿勢が伝わってきますよね。
そういった意味で、先のオートクチュール展といい、フランスの最近の門外不出の芸術を公開する頻度は凄いと思います。
貴重な芸術を気候の異なる遠い国で展示するというのはそう簡単な事ではなく、気の遠くなるような労力がいる大変な作業の連続だと思いますし、そういった意味でも端々から気合のようなものが感じられますよね。
目下、とことん芸術満喫のフランス旅が将来の夢だなー。やはり。
そして
パリ・モンマルトル地区の地元の名士が加盟する団体「モンマルトル共和国」の同大統領アラン・コカールが共和国主要メンバーと登壇し、新たな共和国の名誉市民2名の任命式を行いました。
■モンマルトル共和国とは??■
モンマルトル共和国はマルトルの偉大な芸術家、画家、作家、イラストレーターの発案により1921年5月7日に設立された団体で、以来、慈善事業と文化活動を続けています。プルボー、ヴィレット、フォラン、ネモンらが残した精神と共和国メンバーのボランティア精神を受け継ぎ、作家、音楽家、その他、恵まれない子供たちのための活動を行っています。
モンマルトルの伝統の番人である共和国のメンバーたちは、公式の場で黒い帽子、黒いケープ、赤いスカーフを着用しますが、これはトゥルーズ・ロートレックの絵画で描かれたことでも有名な、モンマルトルを代表するキャバレー歌手アリスティッド・ブリュアンのトレードマークでした。「喜びの中で、良きことをしよう」をモットーに、モンマルトルの精神を守る活動をしています。
任命されたのは、元文化庁長官で現在、ルノワール展を開催中の国立新美術館館長 青木保(あおき・たもつ)氏、JTBワールドバケーションズ代表取締役社長 生田亨(いくた・とおる)氏。
また、ティエリー・ダナ大使と、パリ・イルドフランス地方観光局副会長で、パリ5区区長のフローランス・ベルトゥー氏も同時に任命を受けました。
パーティーを盛り上げるパフォーマンスも。
アーティストによるライブペインティングや、アクロバティックなバーテンダーパフォーマンスなど華やか~
お食事もお酒も例に漏れず、堪能いたしました。
ということで、これからのステキなシーズンをフランスで、如何でしょうか??
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■フランス観光開発機構 http://jp.france.fr/
■パリの観光情報はこちらから。http://ja.parisinfo.com/
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