2016年1投目はシャネルです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
『-パリ- カンボン空港 2C ターミナルへようこそ。搭乗手続きは5番ゲートにて開始いたします』(引用)
パリのグラン パレは一日限りのシャネル仕様の空港が出現。
タダでさえ空港は期待感でテンションがあがるのに、
シャネルエアライン2CTでゲートは№5ですよ。
この"設定"だけでもひと妄想できるのに、我々の気持ちをグイグイ高めてシャネルの世界観に引きずり込むその企画力。
企画・世界観を裏切らない演出力技術力。
超豪華なキャスト(モデル)もゲスト(各国のセレブリティやファッション関係者)も
全ての要素が相乗して大きなパワースポットになってしまったかのよう。
以上・画像 CHANEL NEWS
こちらは、ランウェイの様子。
カラーパレットはトリコロールカラー。青赤白。
プラス春夏らしいマルチカラーといった感じでしょうか。
白を基調とした空港らしいクリーンな空間に、ブルーのバリエーションが爽やかで清廉。
・・・というわけで、都内で行われた展示会の模様をご覧下さい。
ドレスのメタリックツイードの美しさにイキナリウットリ。
この旅人、持ち物がオールシャネルでとにかく神々しい。
規格外に大きいシャネルバッグがとんでもない迫力☆
私は大きなシャネルバッグに引っかかってるチェーンバッグが今回一番欲しかったです~
グラフィカルなマトラッセテクスチャが新鮮で釘付け。
CHANEL NEWSにも。
↑こちらのドレスは、実物を見れました。
なんと電光掲示板のドット文字をテキスタイルに!
ドットのテキスタイル化はさらにドットをピックアップして、よりテキスタイルに遊び心と面白味を。
© 2015 by Karl Lagerfeld
↓はたまたドットをドローイングする、感覚的な実験のようなテキスタイルも。
ドットのようで、ツイードのようで、モザイクのような曖昧さが美しい。
このテキスタイルの写真はかなり撮影していたので、私、この柄好きなんだろうな、と思いつつ編集...
テキスタイルやプロダクトにはほぼ必ずシャネルのマークがさりげなく入っていたりするので、無意識に探しますよね...
今回のシャネルのスーツは、ブレード(縁取り)が塩ビっぽいものに印刷されています。予想外の表現にまじまじと凝視。
カール ラガーフェルド氏は「ポケットやボタン、ブレードをジャケットから取り払いました」とのこと。
そして今回のアートピース(のような)バッグは、カートバッグ。
コレクター垂涎の美しい遊び心満載のバッグをはじめとした魅惑のアクセサリー類。
グローブを留めておける(グローブセットでデフォルト?)ブレスレット。
毎回細かいところまで発見と驚きの連続って、本当に凄いことだと思います。
こちらのあらゆる要素をそぎ落とし洗練されたスーツは、シンプルなのにとっても存在感を放っていました。
© 2015 by Karl Lagerfeld
↓こちらはファーストルックでしたね~
象徴的なルックも沢山見れて満足。
こちらも実物が見たかったルック。
ウェブで観るモデルさんが纏っていたこちらのルックが、
© 2015 by Karl Lagerfeld
まさかのブレード部分が印刷で、想像もしていなかった質感だったり
おおきなボタンが、とか裏地が・・・というのがいちいち新鮮なのです。
© 2015 by Karl Lagerfeld
こちらのニットは、通りがかる方が一様に 「かわいい~!」と仰ってました。
ニットにズームイン。 さすがCHANEL AIRLINES...。
エレガントなニットにデニムも。 春夏だなあ~ネイビーがどこか軽やかで美しい。
↓マルチカラープリントのテキスタイルも春めいてステキです。短冊状の生地の作り出す優雅なラインが本当にステキで一杯写真を撮ったルック。
ため息のでるようなエレガントな装いのほかにも
カジュアルなアイテムもシャネルの遊び心満載で、とっても魅力的な表情を見せていました。
サンダルやキャップなどスポーティーなアイテムをシャネルの旅支度に落とし込む。
LED内蔵ソールのサンダルも。 押さえ切れない好奇心と遊び心...。
お次はどんなものに挑戦するのかが楽しみになっている自分が。
今回も、存分に驚き楽しませていただきました。この春の装いがウィンドウを飾るのが待ち遠しいです。