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KITAJIKO

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KITAJIKO

東京藝術大学デザイン科卒業後、7年間のデザイナーとしての企業勤務を経て、2010年、雑誌オフィシャルブロガー・イラストレーターとして活動開始。ファッション・アート・旅・グルメ・映画などに関するものについて独自の審美眼・観察眼でリポート。画業はアナログからデジタルまで対応。個展やコラボレーションなどで活動中。

71 「ことほき」の正月注連飾りワークショップで新年を迎える準備を

お正月を迎える準備に、玄関に注連飾りを飾る風習が日本にはあります。
注連飾りを玄関先にかけると、いよいよ年末の暮れ感が最高潮となりますね~。

そんな2015年 年末、念願の「ことほき」のワークショップで注連飾り作りを体験してまいりました。

ことほき=言祝き 寿き 寿
「ことほき」は2人のクリエーター(鈴木 安一郎 氏・ 安藤 健浩 氏)が日本の民芸と稲作文化に魅了され立ち上げた注連飾り(しめかざり)作りプロジェクトです。(引用)

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場所は目黒CLASKA Gallery &Shop"Do"。
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新年用の飾りに使う青々とした藁。 お米が実前に手で刈り取り特別に保管...青い藁を作るにも大変な手間隙が。
稲作からお飾りまでの一年通じての壮大なプロジェクトだな、と思います。


作業の折々に登場する【巻き結び】の説明書。 これだけは押さえねばならない...。

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巻き結びは藁をしっかり結びとめる結び方。 結び技というのは奥が深くて広いものだなあ、と思いながら出来る様になるのに苦労しました。

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藁を濡らして、まずは三等分、

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注連縄をクルクル・・
テキパキとリズミカルにどんどんできていくけど、見てるのとやってみるのはちょっと違ってかなり体力と技術のいる作業!

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おおー!

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私の縄は(右図左側)、親の仇!位の力をこめてガッチガチに絞めたので、後に後悔することに...

↓こちらは三等分の最後の一本をさらに巻き込みます。
すると、注連縄然とした美しい姿が!ツイストではなかったんですね...

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縄を板と板に挟んで転がすと、益々形は美しく整います。ウットリです。

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注連飾りも装飾的段階に進みます。
結構じぶんの好みが反映されて面白い工程でした。

水分が抜けると藁の形が記憶される特性を利用して形をクセ付ける。
私はかなりキツめキツめな感じ...

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ハイ、ここで自分がガッチガチに絞めた藁に、稲を通します。通常でも通すのには道具を使います。

自分では通せず、先生にお願いして通して貰いました。ギリギリいってた。

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ソレっぽくなってきて、嬉しくなる。
この時点でかなりいい運動になってる。

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そして麻紐でマークしてある要所を男結びの縄で飾ります。
男結びがまた難しいけどカッコイイ☆

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最後は、各自好きな長さを先生に切ってもらいます。(藁の固い部分でハサミも特殊なため先生にお任せ!)
材料の質や稲作文化や民芸への思いはもちろんのこと、
こういうビシーーーー!っと一糸乱れぬ断面だったり、キメるところをことごとく美しいくキメるのがことほきクオリティなのかも...。日本人の美意識☆

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ということで完成!!!

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左はこの日同行していただいた友人の、右が私の。 長さ違いすぎw
このように個人差も出て、とっても楽しいものでした。

帰宅後、自宅の玄関にも飾ってみてご満悦でした。
なんという達成感。

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日本で永きにわたり受け継がれてきた民芸の技や、稲作文化へ思いを馳せてみるのもいいかも・・・!

↓↓ 更に詳しくはこちら! ↓↓

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70 エミレーツ航空がガイドする 週末弾丸ツアー [ドバイの歴史とファッション]

メリークリスマス! 
と朝からカーナビに言ってもらいました。Kitajikoです。


今回は旅レポ外伝です。(一部前回ブログより移植)

ドバイの歴史と民族衣装・ファッションについての資料があったら・・・とお願いしたところ
JAリゾーツPRのシャイマさんより、ドバイの歴史を描いたビデオならびに民族衣装の資料をいただきました。
感謝です。 その内容が大変興味深いものだったので、ココにシェアさせていただきます。
装苑ブログだし。


ということで、ドバイの歴史映像から。


内容は、ドバイの歴史と表裏一体である現首長ならびに首相のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームの軌跡...というもの。
よく見るとフル3DのフルCGでドバイの新旧の街を作り上げております。
ゴージャスだなあ...これぞドバイ。

漁業や真珠の輸出を産業の主とする小さな漁村だったこの地に、アブダビの首長ナヒヤーン家と同じバニー=ヤース部族のマクトゥーム家が、1830年代にアブダビから移住。これに伴ってドバイ首長国が建国され、ここに今に至るドバイの歴史が始まりの時を迎えた。(引用)

現在ドバイは、アラブ首長国連邦を構成する(7つある)首長国のひとつ。ドバイ首長国の首都にして人口は210万6177人。

ドバイが地元、というエマラティ人口は非常に少なく、外国人率が非常に高いことも特徴的です。

ドバイモール内を巡っていると、その圧倒的売り場面積によるショッピングではしばしば休憩を挟まないと広すぎて正直しんどい...
なので、カフェで休憩している民族衣装の男女も多いわけです。その佇まいがステキ。
民族衣装を一番見かけるのはやはりドバイモールでした。


エマラティ人の服装についてですが

エマラティ人の装いは、アラブ諸国固有のものであり、アラビア半島で繁栄したベドウィン文化(アラブ系の遊牧民)から受け継がれたものです。

女性は、アバヤと呼ばれる長い黒のローブに、ヒジャブ(首と頭の一部を覆うスカーフ)を合わせて着用しています。

また、そこにニジャブをつけることで、目以外の顔部分(口や鼻など)を全て覆う女性もいれば、ヒジャブで顔全体にまとうことで顔全体を覆う女性もいます。

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贅沢に生地を使い、豊かなドレープを作り出すその民族衣装。
足元はハイヒールもスニーカーも。
地域などによって、少しずつケープの纏い方など違いがあるようです。

女性も男性も、ベール(かぶり物)ならびに長袖のローブを着用し、これらの肌の露出をさける装いはあつい日差し対策だといわれています。日差しを吸収してしまう黒のアバヤを除けば、これらの伝統衣装は現地での環境に最も適しているということが出来ます。

真夏は最高気温が48度を記録することもある蚊もいないほどの暑さ。
(一時的な体感温度はいったいどのくらいになるんだろう...)
真夏は高温な上多湿なこともあり外を歩く人はまず居ないそうで、厳しい環境に対応する衣装でもあるようです。



それにしても、男女問わずどなたも本当に美しい目をしてるんですよ・・・。
もしかしたら女性は
美しすぎて、ケープを纏っているのかも...。と思ってしまう。
美人研究家としては思わず見惚れてしまいます。


民族衣装は風土や歴史に密接に関係していて、永く受け継がれているものなので、
帰国後も色々な文献など読むほどに興味深く、惹かれるものがあります。

頂いた資料には、以下のような記述も。

しかしアバヤの下では、女性達はとてもファッショナブルな装いをし、ファッションを楽しんでいます。
アバヤを脱ぐことは、女性だけがいる場所、もしくは家庭内でしかかないませんが、彼女たちのアバヤはDior, Pierre Cardin,Chanelなど世界トップクラスのクチュールで買い付けていることもよくあります。

これも納得。アバヤスタイルに関するinstagramなどを観ていると、

トップメゾンの新作やシューズ、コスメ、凝ったディティールのクチュールのアバヤを纏ったり、アバヤファッションとステキに組み合わせたり、とってもオシャレで豪華で観ていて楽しいです。
若い女性はアレンジや新しいものを取り入れることを楽しむこともあるようです。
女の子のオシャレへの関心は世界共通なのですね。

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そして男性の衣装についても解説頂きました。

男性は、ディッシュダッシュ(もしくはディッシュダシャ、ガンドーラ、トーブなどと呼ばれる)白く長いローブと、クーフィーヤ(もしくはカフィエ)と呼ばれる帽子/スカーフを着用しています。

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UAEの伝統的なクーフィーヤは白く、アガルと呼ばれるヘッドバンドで固定されています。クーフィーヤは近隣諸国では必ずしも白というわけではなく、ベドウィン族にはそれぞれ特有のクーフィーヤの色があります。


↓↓ドバイ街角スケッチ... あんまり目で追って観察するので怪しかった。自分が。

本当にティアドロップがキマりすぎる立体的な顔立ち。
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エマラティの若い世代の男性は、赤と白のクーフィーヤをヤーセル・アラファート(元パレスチナの大統領)が着用していたように頭の上で縛ることで、アガルをつけないこともあります。

女性のアバヤのように、男性のディッシュダッシュやクーフィーヤも著名なフランス、イタリア、英国クチュールデザインのものが多くあります。

エマラティ人は、5・6歳になるとこの伝統衣装を着用し始めます。

・・・なんとも見てみたい!一味違うクチュール仕様のディッシュダッシュやクーフィーヤ!!!



しかしたしかに男性のディッシュダッシュ・ガンドーラ姿はステキ!
眩しいくらい白くてゆったり体を包むさまは、とても堂々としていて清潔感があって素敵です。

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この際立つ白や黒を美しく保つ為の洗濯洗剤があるとか、生地は東洋紡社製が人気、など色々と教えていただきました☆
調べてみると1970年代の繊維危機の際、上質のポリエステルで中東に勝負をかけたのが東洋紡で、
品質の良さで高評価を獲得、現在シェア7割を占めているそう。「シワになりづらい」と好評らしいです。


日本でも、白シャツやパリッとしたスーツってやっぱりカッコイイじゃないですか。
紋付って凄く凛々しくて5割増しくらいに男っぷり上がるじゃないですか。
そういうことではないですかね... 


あとは、中東の男性は、大人! 子供! が凄くハッキリしている印象で、その間(日本でいう中高生くらいの年頃)があまりグラデーションとして居ない気がしたんですが...

ガイドのハマちゃんさんが
「若い頃から髭のお手入れを初めてトリミングするので、髭が濃くなりますね」と言っていた。
そっか、早熟で大人っぽさ・男らしさ重視なんだ。と1人合点したんですが
中性的な男子や塩系が主流の日本ではなかなかお目にかかれない、絵に描きやすそうな男前が一杯居たのは間違いないです。

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ということで外伝のドバイファッション編。
入門編としてはこのような感じでしょうか。まだまだ細分化するディティールや意味合いがあると思いますが、まだまだ知りたいドバイのこと、伝統文化や、ドバイの人々に愛されているものなどなど、アートシーンも気になる!
まだまだ知りたいけど調べていないことだらけですが、次回の宿題に致します。


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69 エミレーツ航空がガイドする 週末弾丸ツアー [魅惑のドバイモール周辺]

ドバイ日記、6投目はドバイモール周辺。
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ドバイモールは世界で一番のショッピングモール。
広さは実に東京ドーム23個分とのことでございます。
はっきりいって、ざーっと流しても一日では観きれないのではないかしら。

写真はブルジュ・カリファからみたドバイモール。
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有名ラグジュアリーブランドはもちろん、民族衣装まで。
日本でお馴染みの紀伊国屋書店無印良品ダイソーなどもございます。

時期的に何処の店舗もクリスマスデコレーションで華やいでおりました。

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照明器具のお店なんかも。
立ち止まってゆっくりじっくり見たい、気になるものが一杯でした。

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ローカル土産のお店もありました^^

らくだの原寸大彫刻は結構よく見かけます。肖像画も。
写真より絵画が多いのが興味深いです。

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黄金中心のラインナップでお土産の自体のテンションも高め。
気持ちも盛り上がって土産選びも捗ります。金ってそういうものなのだな。

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ステキなヘアブラシは私の一番お気に入り。

↓インパクト大なラクダのサンバイザーも、ほんまツインズが身につけると可愛くて買ってしまいそうになるが、
落ち着いて 私。

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こちらのらくだのミルクチョコ、有名で評判もいいので欲しかったけど買えず悔しい。
今回の私のお土産リサーチの甘さについては自分が許せない...

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↓↓そして、ドバイモールにはエミレーツエアライン オフィシャルストアが!
ココは行きたくて、お願いして連れて行ってもらいました。

ステキなお土産、エミレーツハットのレプリカが売ってる☆ 約3000円でアリです。

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ファーストクラスのプライベート・スイートにシャワースパがあるA380の一部と記念撮影もできちゃいます。

ショッピングモールの中ですよね、ここ・・・

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コックピット体験もできます。みんなとっても嬉しそう☆ しかし凄過ぎて思わず笑ってしまう。

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グッズもいっぱいありました。イラスト使用のものも。お化粧なおし♪

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オフィシャルバービー? やっぱり欲しい。

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ショッピングモールに巨大水族館も。幅32.88m、高さ8.3m。この水槽ガラスはアクリル製で、日本の企業が製作したとか。

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スケートリンクもね。 もうそのとんでもないアイデアを実現してしまうパワーが本当に凄い。
TV番組や、ウェブサイトなどで、ドバイモールの凄い施設について特集しているのを何度と無く眺めて「凄い国があるものだわ~」と思っておりましたが、まさか現地に行くことが叶うとは。
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売り場面積世界一ということで、歩いて回るのもかなりの運動量!

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ドバイモールをちょっと抜けて、隣接するモールにあるカフェに向かいます。

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大人の姉さん組?が集まって
シーシャ(水タバコ)です☆ たのしみにしてたーーー!
初めてのシーシャ、メンバー全員日本では非喫煙者だったのですが、こんなシチュエーションだし
1回やってみたい!

ということで。

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そもそも、前日の夜に夜のカフェで大人がみんなマッタリシーシャを楽しんでて、
ムーディーな雰囲気と香りで「なにあれやりたい!」となったのであります。

↓煙だけどそんなにスモーキーじゃない、フルーティーなフレーバーが漂って大人の雰囲気。

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たのしそうすぎる。。。

炭を燃やして煙を水に通して・・・原理はよく分りませんが、セッティングはお兄さんがやってくれます。

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ドバイ街角スケッチ / シーシャ編。↓

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でもってこのロケーションですよ。ブルジュ・カリファと夕暮れ空。

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大人の女が集まってシーシャしながらまったり過ごす、というドバイの楽しみ方☆最高でした。

皆さん、弾丸スケジュールとは思えない優雅さ。限りある時間を最大限に楽しむのが上手でした。

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カフェのあったモールにある ショップが集まるエリアに、楽しげなお店も沢山ありました。

眩しい金の器やら。香水瓶などもとってもカワイイ。

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こちらはアラビア文字の指輪などアクセサリー。

自分の名前などアラビア文字にして20分程度で指輪を作ってくれたり!
お値段は交渉頑張れば安くなるかも。

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シーシャもあった。

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というわけで。

全力で駆け抜けたドバイ弾丸女子旅ツアーでした。

終始疲れてるヒマがないくらいとにかく楽しくて、ドバイは訪れる前と後ではこんなにも印象が変わるのか、という感想です。
行ってみて更なる興味が沸いて、観たいもの知りたいことが増え、確実に自分がOS更新されたような、何かがバージョンアップしたような感覚を覚えます。笑

私にとって大きい意味のある、素晴らしい旅であったことは間違いありません。

エミレーツ航空様はじめ、今回のツアーの関係者の皆様に 心から感謝申し上げます。

さいごに、もう見なくても描けるようになったクルーさん ↓

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