シャネル2015/16クルーズ コレクション ショーの舞台はお隣韓国ソウル。
会場となった韓国ソウルの東大門デザインプラザ(DDP)は、建築家ザハ ハディドが手掛けた超未来的な大型展示・商業施設です。可愛らしく鮮やかな色彩とグラフィックなシルエットが織りなす、韓国のインスピレーションとシャネルらしさの巧みな融合。伝統衣装(韓服)からK-Popの美学に至るまで、カール ラガーフェルドが韓国文化を幅広く再解釈し生み出した、アバンギャルドでエネルギッシュなコレクションです(引用)。
最新のテクノロジーと儒教の文化が調和し様々な表情をみせる韓国ソウル。
シャネルのフィルターを通したコレクションは沢山の素晴らしい化学反応を起こしたかのようなカラーパレット。
ポップだけど伝統的な雰囲気を併せ持つテキスタイルが今回のストーリーを案内してくれてるかのようです。
以上 CHANEL NEWS
美しくも不思議な調和。この匙加減、バランス感覚がさすがのシャネルですよね。
ロゴマークを忍ばせて、絶妙の遊び心も健在。
アクセサリーやツイードのカラーも、やっぱり韓国を髣髴とさせる構成。
かなりのリサーチ、スタディを重ねたに違いない、歴史と文化を研究し尽くした答えだと感じます。
同時に樹脂など近代的素材を織り交ぜたり、フランスの贅沢なレースを組み合わせたり。
伝統工芸である、螺鈿細工をイメージソースとしたルックも。ホンモノを観れて嬉しい♪
装飾への繊細な美意識もシャネルの技術によってルックに落としこまれます。
こちらのスイムウェアは素材感が面白く、思わず凝視
バッグやシューズも、とっても素敵だったので、一気にどうぞ!
ネオンカラーがカワイイし新鮮。
↓こちらは、宮廷女官の枕からインスピレーションを得たバッグ。着眼点が面白すぎるしドラマを観てるのでは。というマニアックさではあります。
立体的で樹脂の造形が印象的なのフラワーモチーフがあしらわれていますが
こちらモデルのヘアアクセサリーなど、色々な箇所でリンクしてました。
↓↓ こちらのアイウェアも、リリー・ローズ・メロディ・デップの起用で話題騒然の。
↓ こちらのバッグは今回一番高額バッグだそうで、仕様を伺うと
総刺繍on刺繍+ハンドペイントというオートクチュール並みの構え。
私の中ではアートピースの位置づけになる、特別バッグ...眩しい。
細部のディティールに至るまで、シャネルの精神と、クルーズコレクションの舞台である韓国ソウルに対する敬意が感じられる、とても素敵で楽しいコレクションを堪能させていただきました。
店頭でまた見かけるのが楽しみです!