前回はパリ‐ザルツブルク メティエダール コレクションの新作ショートムービー「Reincarnation」について書きましたが(前回のブログ)、後編は銀座のネクサスホールで開催された特別プレビューのレポートです。
シャネルが2014/15パリ‐ザルツブルク メティエダール コレクションの舞台に選んだのは、ロココ様式が壮麗なレオポルツクロン城。今回のショーはオーストリアの歴史からインスピレーションを得ています。(引用)
こちらがショーの模様。凄い規模です。
そしてメイキング
シャネルの「Par affection」プロジェクトと称する 年に一回、シャネル傘下のクチュールアトリエの職人技術を駆使した作品を発表するプレタポルテコレクションがメディエダールコレクションなのですが、オートクチュール並の刺繍など、シャネルのアトリエの高度な職人技を惜しげもなく取り入れたルックや、毎回ガブリエル シャネルと その象徴的な出来事やアイテムに縁のある土地をフューチャーした豪華なコレクションとして様々な面で大注目なのであります。
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と いうことで
東京のシャネル銀座ビル、ネクサスホールには「パリ-ザルツブルク」の世界観で満たされておりました。
それぞれのカラーに染められたいくつかのブース、マネキンのウィッグまで完璧に整った空間デザインにまず圧倒されます。
こういったとことん作りこんだ空間や作品に出会う度に「ブログやっててよかった...」と幸せを噛み締める訳なんですが。今回もそんな感じです。パリのショーの空間にお邪魔なんかしたら倒れるな、といつも思いながら映像を観てます。
それでは、シャネル傘下のアトリエの職人さんの技術満載のコレクションを見ていきましょう。
いきなり真打登場、みたいなバニティバッグ。フェザーがあしらわれてバッグの中にもマークが。
ワッペン的な立体感の強い装飾がとっても素敵。スポーティーでエレガントな印象。
アクセサリーもとっても繊細で美しい。
夢のようなパールのシリーズ。
寄ります。幸せ。
いつも思いますが、マネキンが美人。
↓ヴァネッサパラディが持ってるビジュアルを見ていて、実物が見れて嬉しいシャネルジャケット斜めがけバッグ。
素敵。
かわいすぎる。↑↓
愛らしいモチーフやポップな色のアイテムでも、よくみれば見るほどディティールが美しく、凄みすら感じる職人技の集合体だったりして、そういった随所に高い技術力に裏づけられた伝統と経験がありながらの冒険や遊び心であって
このバランス感覚は一朝一夕では成しえないもので、まさにシャネルの真髄なのかもしれません。
上手く言えませんがとっても大事なことなのだろうな、と思いました(個人的に)。
最後は特設ウィーンカフェでお菓子を頂きました。
幸せ。 ごちそうさまでした。
この圧巻のメディエダールコレクション、店頭展開は今月下旬。
素晴らしい職人技を、ぜひ足を運んで見てみていただきたいです。
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