イスラエル生まれのスキンケアブランド「Premier(プリミエル)」が日本でも本格的に楽しめるようになったのは、2017年の冬。塩化物に塩化マグネシウム、カリウム、カルシウム、ナトリウムなどを豊富に含む死海のミネラルは、古くは、かのクレオパトラも頼りにしたと伝えられている。
肌を健やかに保つ力を持ち、ミステリアスな魅力を孕んだ死海に注目し、コスメでその魅力を伝えるブランド「Premier(プリミエル)」。死海のミネラルの魅力について、エリ ベンハロッシュ プリミエルグループ副社長に訊く。
----なぜ「プリミエル」というブランドを立ち上げるに至ったのか、その経緯などをお教え願えますか
エリ ベンハロッシュグループ副社長(以下、ベンハロッシュ) もともと、プリミエルの代表であるシャハール ユバルの父が、成分の品質管理をする研究室を持っていたことがきっかけとなり、始まりました。加えて、イスラエルにある他の化粧品ブランドに死海から採れるミネラルを提供していたのです。それらの経験から、次第に死海の"ミラクル"をイスラエルだけではなく世界中に自分たちの手で届けたいという思いが強くなって行きました。
そんな中、シャハールの父親が、ある時宇宙開発研究に詳しい科学者に出会います。ロシアからイスラエルに移住してきたばかりのロシアの科学者で、プロフェッショナルとして働ける場所を探していました。
その宇宙開発研究者が、この天然成分と死海のミネラル、そしてテクノロジーの融合による完成度の高い化粧品開発をサポートすることで「プリミエル」は、生まれ得たのです。
----自然とサイエンスを融合させることがブランド理念のベースにあると伺いました。なぜこの2つにご注目されたのでしょう? そして、それらによって生み出すもの=プロダクトがなぜ化粧品だったのでしょう
ベンハロッシュ 個々の肌に合った完成度の高いプロダクトを生み出すために、自然界の恵み、つまり死海のミネラルとテクノロジーの融合を大切にしています。 何世紀もの間存在している死海と新しいテクノロジーを融合することを20〜30年近く研究し、ようやくこのブランド「プリミエル」にたどり着きました。
他の商品ではなく化粧品でなければならなかったのは、化粧品というプロダクトこそ、より世界中の人に愛され続けられるものだからです。それはどのインダストリーと比較しても、化粧品で提案し続けることに間違いないと考えています。 何千年も存在している死海のように、愛され続けるプロダクトを作りたいという思いがあるのです。
----研究を重ね、商品を作られる上で、重要視されていることはどのようなことでしょう
ベンハロッシュ 成分のクオリティと、お客様への肌への良い効果が期待できること。これらは決して妥協できません。何年もかけて、改善と変化し続けてきたブランドですから、代表作とひとつに絞るのは言い難いです。
我々の製造チームは、ブランドがこのために原価の製造コストを削減しないこと知っています。
これはお客様へのコミットメントです。
----死海の塩を用いたアイテムにはどのような魅力があるとお考えですか
ベンハロッシュ 我々のプロダクトは、品質が高く、25年以上ベストな結果をお客様にお届けすることを続けてまいりました。
「プリミエル」は、25年以上の実績をもつデッドシーコスメのパイオニアです。我々は、知識とノウハウ、革新とチャレンジ精神を常に持ち続けているブランドです。
----すでに厳しい暑さですが、夏はこれからが盛り。そんな過ごしにくい毎日のケアで積極的に使いたいのが、「デッドシーミネラル ボディソルト」です。ベンハロッシュさんはどのようにお使いになられていますか?
ベンハロッシュ バスソルトとしても使ってください。お風呂から上がりましたら、身体を洗い流してください。ボディソルトでマッサージしていただいた後に、そのままお風呂に入っていただけば、一石二鳥かと思います。
デッドシーミネラル ボディソルト(ナチュラル、リラックス、リフレッシュ)各425g ¥5,200 プリミエル(アートビューティージャパン)
Eli Ben-Haroosh●エリ ベンハロッシュ
プリミエルグループ副社長
イスラエルの「オフィス・デポ」副社長の職を経て、現職。
ヨーロッパ、中東、アジアを含むプリミエル社全てのセールス&マーケティングの責任者であり、オランダ、イギリス、カナダ、メキシコ、LAのプリミエル直営店の経営管理の重責も担う。
株式会社アートビューティージャパン
問い合わせ先/03-6265-7337
https://www.premier-deadsea.jp/